2014年3月29日土曜日

博物館・天文台の連携

 足寄動物化石博物館は,りくべつ宇宙地球科学館(銀河の森天文台)と連携・協力して活動を進める協定を結びました。3月20日,両館の館長,両町の町長が出席して協定の調印式をおこないました。

 両館は,1998年(平成10年)7月に開館しました。地面を掘る化石と星を見る天文とは「見る向き」がちがいますが,理科の分野では「地学」に属し,ともに自然界がどのようにできていて,どのように動いているかの解明をめざしています。大きく見れば共通の目標に向かっているといえます。

当面,いくつかの連携を具体化します。

●入館料の相互割引:一方の館に入館すると相手館に割引料金で入館できる(割引券発行)。
●学芸員が交代で研究紹介などをおこなう勉強会をおこなう。
●共同で「おみやげ品」を開発する(今年は,おおミニ発掘の惑星版をつくる予定)。
●プラネタリウムを博物館で,化石体験を天文台で,のように行事の相互開催をおこなう。


地球や自然の理解がより進むよう,二つのユニークな博物館の連携を深めていきます。



協定調印式の様子
右から,安久津足寄町長,澤村館長,上出館長,金澤陸別町長。

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