2013年12月20日金曜日

何かが届く

本日、アメリカから何かが届きました。

正式な公開は4月からの予定!

(1月19日13時から、足寄動物化石博物館化石工房で、
ふたを開け、中身のおひろめ会を行います。)

2013年11月15日金曜日

博物館だよりができました。

博物館だより128号をお届けします。

カバ帰る


おびひろ動物園に里帰りしていたカバの骨格が足寄動物化石博物館に戻ってきました!

姿勢の調整のため、まだ組み上げていません。

冬休みにはロビー(?)で公開予定!
会いに来てね~(by SAW)

2013年10月8日火曜日

カバ骨格組み立て 4

 今月の4日からおびひろ動物園で
カバとデスモスチルスの展示が始まりました!

タイトルは
「カバがデスモをつれてきた!!」です。
おびひろ動物園ブログ参照)


展示されているのは、足寄動物化石博物館で組み上げていたあのカバです!
かなり時間がかかってしまって、カバの骨格が完成したのは展示の数日前。。。
しかし何とか間に合わせることができました!

(実はまだちゃんと固定されていないところも。。。)

おびひろ動物園での展示は11月4日まで、
その後、足寄動物化石博物館で、当館開館15周年記念としてエントランスホールで展示する予定です!


下に展示設営の様子と、今回の骨格の組み立てについて少し↓



組み立てられた骨格を交連骨格と呼びますが、
この状態にすると一つ一つの骨の観察が難しくなります。
(交連骨格は研究しづらい。。。)

しかし今回は簡単に骨がバラバラになるように金属の土台を設計しました!



バラバラにすることができるので、持ち運びもそんなに苦労しません!!
組み上げるのも大人二人で1時間もかかりません!(30分くらいだったか?)

すばらしいっ!



で、完成した展示がこう!

なんだかデスモをカバが威嚇しているっぽく見えますが、
一応タイトルは「カバがデスモをつれてきた!!」です!


ぜひおびひろ動物園まで見に行ってみてください。
その後は足寄動物化石博物館でも展示するのでこちらもぜひ。。。

2013年9月8日日曜日

化石教室3回目

本日9月8日は、今年度の最後の化石教室です。

朝方、釧路方面はかなりの雨が降り、開催が危ぶまれましたが、
実際に白糠町の化石産地に到着してみると、川の水量もそこまで多くなく、
採集中もあまり降らずに、予定通り化石採集をすることができました!

札幌や中標津など遠くからの参加者もいらっしゃったので、開催できて本当に良かった。



いつもより10cm程度水かさが増していましたが、渡れないほどではありませんでした。


露頭に張り付いて化石が入った石(ノジュール)探し。


ノジュールの中にはこんなに貝の化石が!!



巻貝の化石もたくさん採れました!



 二枚貝も。


2013年9月7日土曜日

第5回 バロックコンサート

8月31日、今年で5回目になるバロックコンサートが開かれました!

サントリーホールの様に、天井からは反響材(現生クジラ類の骨格標本)が吊るされ、音響はバッチリ!!?

今年も多くの方(105人)に参加いただき大盛況でした!





2013年8月31日土曜日

バロックコンサート


















バロックコンサートの曲目が決まりました。
今年も素敵なハーモニーが博物館に響き渡ります。
8月31日 午後4時30分 開幕、無料です。


演奏曲目

1. D.パーセル :
   ソナタNo.1 ヘ長調
Adagio.Largo.Allegro.Adagio.Giga
       田崎菜津子Rec 広重真人Cemb

2. J.P.ラモー 岩淵恵美子編曲:
   コンセールによるクラブサン曲集第3番
  ポプリ二エール.ティミド.タンブーラン
                岩淵恵美子Cemb

3. H.パーセル:
   バラよりも甘く Sweeter than roses
                谷川千佳子Ms 足達友紀Cemb

4. J.-M.オトテール:
   プレリュード二長調 プレリュードホ短調
                浅川哲弥Rec 浅川広子Cemb

休憩

5. G.Ph.テレマン:
  続.音楽による礼拝「飢えのくびきに耐え」
               谷川千佳子Ms 村雲雅志Rec
               広重真人Vln 高橋友子Cemb

6. G.Ph.テレマン
トリオソナタニ短調 TWV42:d10
               村雲雅志Rec 広重真人Vln
               岩淵恵美子Cemb

2013年8月23日金曜日

夜の博物館!

ちょっと報告が遅れましたが、『夜の博物館』無事終了しました!

今回が初めての開催なので、スタッフ一同どれくらいの来館者が来るのか、 楽しんでいただけるのか、期待半分不安半分だったのですが、フタを開けてみれば 三日間で223人と、大成功といっていいにぎわいでした。

何しろ初めての試みだったので、バタバタしてしまったところもありましたが、 来館者の皆さんからは「楽しかった~」「また来る!」などの感想を聞けました! うれしいです!!

今回の『夜の博物館』では学芸員から化石の話を聞いたり、懐中電灯で展示室を探検したり、 ヘッドランプだけでミニ発掘を楽しんだり、また秘密のツアーもあったり、盛りだくさんの 内容で皆さんに楽しんでいただけました。

以下の写真で、少しでも雰囲気が伝わるでしょうか?

















学芸員が日替わりで化石の話をしました。



















ヘッドランプだけを使ってのミニ発掘
















真剣!

2013年8月7日水曜日

カバ骨格組み立て 3

今日,やっと,頭がセットできました。下顎はまだです。
作業場の都合で,斜め前からの写真ですが,やはり,腰~尻が高くなりそう。 Hip-up-Hippo! 土曜日,10日に,帯広百年記念館を会場に,「十勝の自然史研究会30周年記念講演会があります。「象が歩いた十勝平野」を話します。その準備があるので,明日からは,カバにあまり取り組めません。

2013年8月3日土曜日

カバ組み立て2

 脊柱の高さを下げました。
 前肢(左)の「試作」です。ヒジの関節の角度(曲げ具合)は,何度も変更。ほぼ,肩甲骨の高さと棘突起尖端の高さがおおむね調和。こんなものかな。
 (肩甲骨ははずしてあります。)  肋骨をどう取り付けるか(仮にですが),課題です。  あすは,日曜日なので,カバにさわるヒマがない・・・かもしれません。更新がなければ,そんな事態だと・・・。

2013年8月2日金曜日

石をみがくとアショロアが……

夏限定の化石体験が、実はもう一つ。
『石はみがくと玉になる』です。8月1日から開始しました。

石みがきは地質の日記念イベントなどで行って来ましたが、
今回はひと味違います。

『石』は十勝石と化石入り石灰岩を用意しました。









なんと十勝石にはアショロアのレリーフが入っています!
みがく前はこんな感じ。







研磨剤でみがきます。


30分みがくとこれくらい。


1時間みがくとこれくらい。つやがでてきます。

並べると違いがわかるかな?
やっぱり化石!という方はこちら。ウミユリがぎっしり詰まった
石灰岩です。




7月も終わり!

博物館の7月が終わりました。
見てください、この真っ青な予定表!






















これだけ予定表が埋まることは、なかなかありません。

7月の利用者数は2000人を越え、昨年より400人以上も多いです。

ご来館の皆さま、ありがとうございました。

2013年7月31日水曜日

カバ骨格組み立て1

7月22日,カバの骨格組み立てをはじめました。
経過を報告してゆきます。おたのしみに。

組み立て方を考えている内に時間がたち,31日になってようやく脊柱のカーブが決まりそうです。
やや尻上がり気味かとも思いますが・・・。



春におびひろ動物園に里帰りした折の様子を紹介します。
これがこれから立ち上がる予定のモグです。


頭が白く,体が茶色いのは,骨標本にした際の方法がちがうからです。「お化粧」で調整しようとおもっています。


明日から夏休みメニューが加わって,化石工房の「化石体験」が忙しくなりそうです。
組み立てが進むか?

2013年7月30日火曜日

200人!

先日の日曜日(7月28日)は、夏休み最初の日曜日ということもあり、
たくさんのお客さんでにぎわいました!

5月の連休以来、久しぶりに入館者が200人を超えました。




皆さん、展示室の見学や、化石体験を楽しんで帰られました。