2010年12月28日火曜日

大掃除

本日大掃除を行い、展示物がきれいになりました。 今まではモップでホコリを払う掃除でしたが、今回はエアガンを導入しました。 マッコウクジラ頭骨の隙間の奥の方にたまっていたホコリも吹き飛ばすことが出来ました。 来年の開館は1月7日からです。 卯年にちなんでミニ発掘クリスタルに「ムーストーン」が登場します。おたのしみに。 皆様良いお年をお迎えください。

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大掃除の様子
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エアーガンを使ったホコリ払い




2010年12月18日土曜日

雪... 雪... 雪... 。


博物館前のいつもみなさまをお迎えしている
デスモっち... 。

寒そうです。

本物のデスモスチルスは雪を見たのでしょうか?

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冬のデスモスチルス

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夏のデスモスチルス


2010年12月8日水曜日

茂螺湾モラワンは冬 




12月2日、博物館実習の学生6名とともに、化石産地茂螺湾へいってきました。今年は事情により実習が遅くなってこの時期。秋の雨のせいか(最初の変換で「成果」とでた!)露頭があちこちで崩れていて、来春に「期待」です。 写真は、AMP14のポイント(右端くらい)をふくむ露頭。この奥を掘りたいな、などと考えながら眺めていました。

露頭はまだ動きましたが、川面はすでに凍っていて、一人なら乗っかれるくらいの氷が張っていました。10年ほど前6人組のタレントが化石を探す番組がありましたが、初冬~春でしたね。実は足寄にも打診があったのです。しかし、冬! 即座に「無理」とお断りしました。

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今年は指定管理1年目。化石調査も十分にはできませんでした。スタッフが増えたことでもあり、来年は定期巡回をして「宝さがし」に精を出そうと思います。やはり、待っているだけではウサギは木の根っこには来ませんものね。

ちょっと気が早いですが、来年がいい年でありますよう。

2010年12月7日火曜日

古生物模型づくりのお知らせ

足寄町幼児、小中学生対象の古生物模型づくりを1月8日〜10日にかけて行います。今回はティラノサウルスの頭の骨の模型を作ります。

2010年11月25日木曜日

バロックコンサートがテレビで紹介!

先月行われたバロックコンサートの様子が11月22日(月)のNHKの番組(『つながる@きたカフェ』でしょうか?)で紹介されます。11:30~11:50の放送だそうです。あの独特の雰囲気が伝わってほしいです。

 『つながる@きたカフェ』で放送されました。化石とバロック音楽の不思議とマッチする感じが伝わっていました。撮影の加藤さん、ありがとうございました!!

2010年11月20日土曜日

アメリカ出張

前回の予告?から一年半、何とか5年以内の更新を果たしました。この半分化石化しているスタッフコラムですが、ブログを導入してもっと情報をしっかりと提 供しよう、という動きが博物館内で高まっており、現在の形でお送りするのはあと数回、となるかもしれません。今後に注目!です。

ということで、今回のコラムは10月のアメリカ出張の報告です。

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10月10-13日に、ペンシルバニア州ピッツバーグ市で行われた SVP 70th Anniversary Meeting (古脊椎動物学会 年次総会) へ参加してきました。SVP meeting では海生四足動物の進化に関するシンポジウム Physical Drivers and Marine Tetrapod Evolution(進化の物理的要因と海生四足動物の進化)で発表を行い、この分野での最新の研究に触れてきました。

海生四足動物とは、陸上で生活する ようになった脊椎動物、つまり両生類、爬虫類、哺乳類、鳥類の中で、もう一度海に戻って生活するようになった動物を指し、足寄動物化石博物館で展示してい るデスモスチルスの仲間や、クジラ、プロトプテルムなどはまさにこれらの『海生四足動物』です。

『海生四足動物』の進化にはまだまだ解き明かされていない 謎がありますが、足寄で産出している化石たちはそういった進化の謎を解き明かす鍵となる標本であることをあらためて実感しました。海外の研究者からも、 「足寄のあの標本はどうなっているんだ?」という問い合わせや、「今度足寄の標本を調査に行くのでよろしく」など、足寄動物化石博物館が『(研究者のあい だでは)世界的に有名』であることも確認しました。

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写真は SVP meeting に先立って行われた巡検旅行 LATE DEVONIAN VERTEBRATES FROM THE CATSKILL FORMATION IN NORTH CENTRAL PENNSYLVANIA(中央ペンシルバニア北部後期デボン紀キャッツキル層の脊椎動物)の様子です。

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後期デ ボン紀は魚類から両生類への進化が起こった時代で、ティクタリクやイクチオステガなどの移行的な形態の化石が見つかっています。キャッツキル層はニール・ シュービン著『ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト』でも紹介されている地層で、本の登場人物でもある Ted Daeschler 博士がリーダーとして案内をしてくれました。いろんな面で面白さのつまった巡検旅行でした。
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2010年11月6日土曜日

リコーダーコンサートのお知らせ

リコーダーコンサートを11月6日に行います。今回は「秋の博物館ツアー」として十勝をまわります。

2010年10月11日月曜日

バロックコンサートのお知らせ



バロックコンサート「古生物と聞く古楽のひびき」を10月31日(日)に行います。チェンバロやバロックヴァイオリンの音色をお楽しみください。



2010年10月10日日曜日

博物館だより 116号


今回の博物館だよりはアショロカズハヒゲクジラの復元を表紙にしました。これから4回にわたり復元の行程を紹介します。

2010年8月5日木曜日

博物館だより 115号

今回の博物館だよりはデスモスチルスが表紙です。3体の違いは博物館で確認しよう!

2010年7月25日日曜日

恐竜立版古(タテバンコ)のお知らせ


飛び出す古代生物を作ろう!8月6日(金)~12日(木)の一週間、毎日古代生物のペーパークラフト教室を行います。ご参加をお待ちしています。