2009年12月22日火曜日

博物館だより 110号

足寄小学校4年生の皆さんが「発刊」した「化石新聞」を冬休み期間中に展示します。博物館の展示や化石体験で感じた「面白さ」「楽し さ」「感動」が詰まっています。ぜひご覧ください。ティラピアは口の中で卵を保護することをご存知ですか?オンネトー湯の滝のティラピア退治で、そんな珍 しい観察もできました。

2009年11月20日金曜日

博物館だより 109号

今年度、町内外の皆さんから寄贈を受けた化石資料を紹介いたします。白糠町のパシクル海岸では、釧路市在住の発見者の方からの連絡を受け、マイルカの遺体 を収集しました。資料の収集は、博物館のもっとも基本的な活動です。皆さんの協力により、足寄動物博物館の収蔵資料が豊かになって行きます。ありがとうご ざいます。

博物館だより 109号

2009年4月29日水曜日

Wetaskiwin 市訪問団

4月15日に Wetaskiwin 市からの訪問団が来館されました (写真:足寄町役場 山崎さん撮影)。Wetaskiwin 市はカナダ・アルバータ州にある 足寄町の姉妹都市です。今回の訪問団は中学生・高校生が5名、引率の方が3名の合計8名で、化石体験のレプリカ作り、学芸員による展示解説、収蔵庫の見学などを楽しんで行かれました。

アルバータ州は恐竜化石の地で、恐竜化石の収集・展示で有名なロイヤル・ティレル古生物学博物館もあることから、化石といえば恐竜と相場が決まっているらしく、クジラや束柱類の化石についても「これは恐竜なの?」と質問されてしまいました。

とはいえ、クジラ骨格の大きさにはやはり驚いたらしく、骨格と一緒に泳ぐポーズで写真を取ったり、マッコウクジラの脳の大きさを体感してもらう展示では、後頭孔に手を食べられているような仕草で写真を取ったり、いろいろと楽しんでいただけたようです。

また、訪問団の来館日はシャチの骨格展示を設置した翌日で(設置日は休館日)、「この展示を見るのは皆さんが初めてです。」と伝えると、「ほんと?やったー。」と喜んでいただけました。

帰り際に、サプライズ・プレゼントとして足寄町と博物館からのお土産を選んでいただいたところ、キタキツネが博物館の近くにいるのを見つけ、足寄の自然からの?サプライズにさらなる歓声をあげていました。