2002年9月20日金曜日

第5回化石教室「500万年前の貝化石ー印象化石ー」に決定

化石教室
第1回は 
始新世と漸新世の境目
およそ3300万年前
第2回は
鮮新世 
およそ500万年前
第3回は
後期漸新世
2800万~2500万年前
 
と言うことでそれぞれの時代を一通り網羅するというコンセプトの中 中新世をねらって発掘地を検討してきましたが、タイフーン一過の傷跡多く、候補地の殆どが、影響大。
人の手が入り、復旧工事を行ったところは化石とは縁のない形にまでキレイに整備され、変貌しています。
以上のことから鑑み、第2回実施とおなじ鮮新世ではありますが、堆積環境の違う・貝の種類の異なる‘ラワン’に決まりました。

『化石教室』参加者のみなさんもうすぐ案内が届くと思います。
出欠の連絡 お待ちしています。      
            
     ー印象化石とはー
貝殻や骨が溶けてしまって その型だけが残っているもの。
また、〈恐竜の足跡〉なども・・・・
    
     =実体化石とは=
貝殻や骨が残って 化石になったものを言います。

2002年9月12日木曜日

十勝の貝化石〔井上コレクション〕展示継続中!

長流枝内・本別・駒畠・厚内・上厚内縫別・茶路・尺別・大曲・舌辛・根室・等・・・・
十勝やその付近のそれぞれの地層から産出される貝化石・百数十点をわかりやすく展示。解説用のパンフレットも好評で、化石に興味のある方から、貝化石の収集をされている方にもお持ち帰り頂けている様です。
ゆくゆくは未公開の収蔵物と共に‘常設展示’に移行できればと考えています。
その前に、一度見に来てください。
どのように‘変身’するか比較できますよ。

2002年9月8日日曜日

第4回化石教室「いま生きている動物」実施

博物館実習の実習生(丹呉さん・今野さん)が組み立てた、シマウマとゾウの足・及び小冊子を携え、いざ園内に。
澤村館長の解説に俄(にわか)参加者で倍にふくれあがる場面もあり、余分に持っていった小冊子を配り、渡すと、数カ所一緒に廻ってくれた方も見受けられました。
動物園の職員の方もそれぞれ要所、要所‘サンデースポット’と称して解説等されていたこともあり華美にならぬよう訥々と園内を解説を交えながら見学しました。
ゾウのナナちゃんは愛嬌を振りまいてくれましたが、カバ君はご機嫌 ナナ メ。
遺伝学的にカバとクジラは非常に近いと言うことで、博物館としては是非、愛想良く動き回ってほしかったのですが・・・・
ともあれ 有意義な一日だったと思います。

第5回は再び化石の発掘になる予定です。
「化石教室」のみなさん今年最後の回になりますので参加、お願いします。